昨日は、やけに奇妙な夢を見た。一家全員で巨大な植物を育てていたのだが、その植物の緑色のねり飴状のタコ足があまりにも大きくなりすぎたため、母親が棒でタコ足を刺して引き抜いて私に提供した。どんな味だったかは食べなかったのでわからなかった。以下の画像がイメージである。

 これはAIによって描かれたものなのだが、もう少しタコ足は半透明だったし、本数も少なかった。なのでこの画像はあまり適切ではない。もっと言ってしまえば、夢の方がAIの画像よりもリアルだった。

 そう考えてみると、夢というのは質の良い画像生成AIではないかと思えてくる。なぜなら、夢の中では指がぐちゃぐちゃになるという状況は遭ったことがない。夢は人々の想像の範疇で狂っていると言えるのではないか。そして、それは夢を構築するのはあくまでもAIではなく人間の脳内であるからではないか。もしも夢をAIが構築するのであれば、指はぐちゃぐちゃになるし手でラーメンを食べれるし人がケーキの中に埋まっているのではないか。

 いや、植物にタコ足が生えるというのも普通に考えておかしいことだし、シラフの脳みそでは絶対に思いつかないことだ。でも夢の中だと私の脳みその奥底にある情報が引っ張り出され、利用されることが多々ある。つまり夢は、現実では思いつかない発想を引き出すキチゲ解放装置の役割を果たしているのではないかとも思えてくる。

 それにしても、最近のAIは指がぐちゃぐちゃになっていることが少なくなってきており、その進化の目覚ましさを感じられる。あと画像の父親っぽい人がスティーブにしか見えなくなってきた。

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